大内くみ子の県政報告(2012年第3回定例会特集)が出来ました。(PDF)

  1. 東海第2 廃炉の決断を 大内県議が主張
  2. 「放射性指定廃棄物」処分場 住民合意が前提 県に申入れ
  3. 中央児童相談所・一時保護所 水府町に移転新築
  4. 「足りないのは子どもへの愛」 茨城県議会議員 大内久美子
  5. 常陸那珂港区 大企業の「専用港」に すでに3340億円を投入
  6. 県議選区割り・検討会議 自民党案を強行決定 1票の格差2.68倍
  7. 県民要望の実現へ 国保税・介護保険・教育条件の整備 など
ぜひご覧ください。

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(「続き」に3. 「足りないのは子どもへの愛」を掲載しています。)
足りないのは子どもへの愛

茨城県議会議員 大内久美子


東海第二原発の事業者、日本原子力発電(株)の茨城事業所(開発公社ビル内)前で、毎週金曜日の夕方、集会が開かれ、私も参加しています。
「再稼働反対」「子どもを守れ」「原発は廃炉」と、夜空に訴えが響きます。

福島から避難している女性が「電気は足りてる。足りないのは子どもへの愛」と、プラカードを掲げ、共感をよびました。
福島原発事故から1年7ヶ月、今でも16万人が避難生活を送っています。故郷、仕事が奪われ、家族が一緒に住めないなど、先の見えない苦しみを背負っているのです。

人間社会と原発は共存できないことは、明らかです。「即原発ゼロ」を決断し、自然エネルギーへの大転換が課題です。私は、知事に廃炉の意見表明を繰り返し求めていますが、未だにはっきり表明しておりません。

常陸那珂港などの大型開発事業を見直し、少人数学級や子どもの医療費無料化、介護や国保の改善など、今議会でも提案してきました。

「住民の福祉の向上」が地方自治体の仕事です。この原点に立って、原発や開発事業を見直すことこそ、愛があり、希望がもてる地域経済再建への道ではないでしょうか。